最近の社食サービスはこんなに豪華

江戸時代かあった社食サービス

いまでは当たり前となった社食は、現代人にとっては非常にありがたいサービスといえます。1980年に施行をされた労働基準法に取り決められている福利厚生の一環で、事業者は必ず労働者に対して健康増進につながる食事を用意することを義務づけられたわけです。以前はコンビニなどで販売をされている弁当を取り寄せる程度でしたが、いまでは社内に厨房を用意して調理員が実際に作ったのを提示されています。限りなくレストランなどで口にできる高品質な社食で、昨今では就職活動中の方々もエントリーの決め手にされているとも言われているほどです。

この社食サービスは実は、江戸時代からすでに確立をされていたものだということを、ご存じでしょうか。簡単にここで概要を見ていくことにしましょう。江戸時代の場合、多くの方々が非正規というスタイルの日雇い労働が基本でした。治水工事や商家の建築、さらには子守りなどの業務が大半で、商業以外のお仕事は決まった方の採用はありませんでした。

そして賃金をお金で受け取るよりもコメを配給するのが一般的で、現金収入ではないのも江戸時代のスタイルです。社食はそのなかで誕生をしたもので、働いた対価で1食分を雇用主が提供をしていました。内容は現代とは大きく異なり、握り飯と味噌汁といった粗末なものです。いまではサービスですが、当時はこれも報酬と見なせるものであったことがわかります。

社食は現代の方が恵まれたものです。

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