連日のように、新聞やニュースではSDGsという言葉を目にするようになりました。これは国連が主導となって実施をしている運動であり、日本語に訳すると持続可能な開発目標というものです。計17の項目でそれぞれの目標があり、日本では4番目の貧困の撲滅をなくす努力を実施されています。今でも世界各国はもちろんのこと、国内でも貧困は社会問題となっています。
とくにひとり親と高齢者の間で顕著となっており、なかには満足に食事を確保できない方もいるほどです。政府だけでなく一般企業でも貧困をなくす運動に尽力をされるようになり、あるサービスをうまく活用をされています。ここではそのサービスの概要を見ていくことにしましょう。社食というものをご存じでしょうか。
1980年に施行をされた労働基準法で義務付けられている項目で、各企業ではスタッフに対して必ず食事を用意しなくてはいけません。この社食サービスが貧困を助ける一環を担っており、あまった社食食材をフードバンクに寄付をなされています。社食は毎日全スタッフ分の料理を作ることになる為、大量の食材を確保されるわけです。そのすべてを使い切ることはまずなく、以前はあまったら破棄をされていました。
それを再利用する形で寄付を実施しており、政府でもフードロスをなくす画期的なサービスだと賞賛をされています。現在は大企業が大半ですが、中小企業でも今後はおこなわれる方が多くなる見込みです。