社食サービスというと、毎日代わり映えのしない料理しかでないため、大半の方はコンビニで弁当や菓子パンを持参してお腹を満たされていることでしょう。1980年からスタートした福利厚生サービスですが、当初は多くの方に支持をされたものの、調理員がパートなどの素人が担当をするため、さほど美味しいものではないという側面が目立ちました。企業では必要な費用の90パーセントを負担しているため、社員は200円程度で昼食を手にすることができます。安いから味に文句は言えないという方も多かったのですが、昨今では社食サービスは高級レストラン並みのグレードに様変わりをしました。
ここでは現代の社食について、ピックアップをしていきます。まず大手企業では実際に高級ホテルと同じ調理方法を採用されており、有名なシェフを料理長に採用をされました。使用する食材も各地の国産でオーガニックなものとなっており、今までのようなレトルト食品ではありません。若い方からの人気が絶大となり、いまではこの社食を食べたいために新卒採用を希望される方もいるほど。
1人あたり一食で約1200円ものコストが掛かりますが、その分モチベーションがあがって大きな経済効果を生み出されています。社食には色んなメニューがあるのも魅力で、少しいい素材・調理スタッフを採用するだけで、魅力は倍増するわけです。なるべくグレードを高めるようにすることで、利用する方も増えます。